東根山(圓門寺立石を探して)

2023年01月03日(水) [日帰り]

地図/ログ

コースタイム

12:04東根山登山口 – 12:53一の平 – 13:22袖滝の清水 – 13:41圓門寺沢上流部 – 15:18沢内林道 – 16:08舗装道路 – 16:25東根山登山口

写真

記録・感想

岩手県管轄地誌(明治12年)に「袖瀧より本流澤内川に沿いて西すること数町右に坂路を登ること少許にして圓門寺平に出づ古昔此の地に圓門寺と稱する寺院ありきといふ此の平の西北二三町にして右方の中腹に巨巖あり立石と云ふ高さ四十尺周圍五十餘尺表面甚しく風化し奇観賞すべし」という記述がある。

興味深い(自分だけか・・・)内容だが、地元で作成された「みずわけお宝百科(2016年)」には、「立石」とされる写真と位置図が掲載されているものの、2013年8月9日の豪雨災害で流され石の位置は不明と記載されている。まぁ地元の方がこのように記しているのであればそうなんじゃない?と思うところもあるが、管轄地誌の記述とお宝百科に掲載されている位置図が整合していないところが気になっていたところだった。

これまでの調べでは、袖滝沢から西に700m余り進んだところに圓門寺沢があることがわかり、管轄地誌にある「圓門寺平」「立石」はこの沢沿いにあるのではないかと推定。「立石」は高さ40尺(約12m)なので、少しくらい雪が積もっても冬の方が探しやすいのではないかと思い今回の探索に至った。

沢沿いを歩いたこともあり、沢を越えないと前に進めないところが多数あったことから、想定より時間がかかり駐車場に着いた時には薄暗くなってしまった。結果的には「立石」も「圓門寺平」と思しき場所も発見できなかったが、目が届かないところもあったのでチャンスがあればまた挑戦してみたい。

何かご存知の方は情報をご提供いただけたらありがたいです。m(_ _)m

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